日記塾~ひだまりの家とわたし~

1歳6ヶ月健診。「育児は楽しいですか?」の質問に手が止まったわたし。“楽しい”ってなんだ??

「育児は楽しいですか?」

乳幼児健診の事前アンケートの質問に、思わず手が止まったわたし。

楽しい??

育児は楽しいものなのか?

そのときわたしの感じていた気持ちは、イライラ・不安・なんだか疲れている・・・

“楽しい”とはほど遠い、毎日の育児。

『ほんの小さなことでも楽しめるかどうかは、自分次第』

そう教えてくれたのは、ひだまりの家の多美子さんでした。

心に余裕がなくて置いてけぼりになっていた、“楽しい”という感情について書いてみました。

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1歳6ヶ月健診。「育児は楽しいですか?」の質問に思わず手が止まる。

今年2019年の4月から息子を保育園にあずけて、昼間はパートで働いているわたし。

保育園や仕事に慣れてきてから、ここ数週間は、やるべきことを淡々とこなすだけのほぼ同じような毎日を過ごしていました。

仕事がある日は、朝6時くらいから夜22時まで家事育児仕事でノンストップ。

朝は、自分の身支度と保育園の支度と息子にごはんを食べさせたり支度をしたりして、バタバタと家を出て。

仕事が終わったら一目散に迎えに行って(18時までに迎えに行かないといけない)家に帰って。

息子のごはん作って食べさせて、自分たちのごはん作ってササっと食べて、息子をお風呂に入れて、洗濯して、息子を寝かしつけて、寝入ったら洗濯もの干して、お皿洗って。

ここらへんまでで大体22時とか23時くらいになり(大体息子を寝かしつけてるときに寝落ちしてしまうけど)。

やっと自分の自由な時間だけど、「明日も早いし早く寝よ」となって大体お風呂に入ったらすぐ寝る、という毎日。

休みの日も、なんだかんだ買い物行ったり公園行ったり、息子用のおかずを作り置きしたりするので、自由な時間は息子が寝ているときだけで。

とにかくやるべきことをせかせかとこなすだけの毎日を、いつしか送っていました。

そんなある日。

2019年10月で1歳6ヶ月になる息子に乳幼児健診の案内が来て、その事前アンケートを記入していたのですが。

アンケートの質問項目に答えていて、

「育児は楽しいですか?」

という質問があって、その質問にきたときにわたしの手がピタッと止まりました。

楽しい??

楽しいってどんなんだっけ??

育児は楽しいものなんだっけ??

自分が思う“楽しい”という感情と、“育児”で実際に感じている感情が、あまりにも結び付かなくて。

そもそも、“楽しい”という感情がどんな感情かが思い出せなくて、しばらくその質問にジッと目が止まっていました。

わたしの場合、育児は「大変」と「可愛い」

「育児は○○」という言葉の○○に入る言葉は、わたしの場合は真っ先に、

大変

という言葉が浮かびます。

育児はまぁーーー大変。

はじめての育児で、はじめてのことばかりという大変さと。

はじめてのことばかりの息子に、はじめてのことを教える大変さ。

息子のことをめちゃくちゃ可愛いと思うときも、もちろんたくさんあります。

↑カーテンの裏に隠れたつもりの息子。足が見えてるし。(笑)

でも素直に可愛いと感じれないくらい、疲れきっているときもあるし、イライラしてしまうときもたっくさんあります。

そんな毎日の育児を振り返ったときに、“楽しい”という感情が見当たらず。

そもそも、わたしってどんなときに楽しいと感じるっけ?と考えたときに、ポンッとすぐ浮かんでこず。

“楽しい”が感じれなくなっている自分に気づいたときに、「あ、やばいぞ」と思いました。

家事と育児と仕事だけの毎日に、不安になったこと

家事と育児と仕事と、やらなければならないことをこなすだけの毎日を繰り返していたとき、ふと不安になったことがありました。

「この先もずっとこんな毎日を繰り返してていくつもりなのか?」

「息子が自立していったときに、自分にはなにも生きがいがなくなるんじゃないか?」と。

ただやるべきことをこなしているだけの毎日に、自分の人生を進めれていない気がして。

このままの毎日を繰り返しても、将来にはむなしさしか残らない気がしました。

わたしの生きがいは?と聞かれたら、今は迷うことなく息子のことがポンと浮かびます。

(旦那さんのことが置き去りにされてるけど、今はちょっと置いといて)

でも、息子のことだけが生きがいの人生も、なんかちがうな、と。

息子には息子の人生があるし、わたしにはわたしの人生があるから。

でもこのまま、やるべきことをこなすだけの毎日を続けていたら、わたしは「自分のためにこういうことをしてきた!」というものがなにも残らないと思いました。

わたしは、わたしの好きなことを思いっきり楽しむ人生も、歩んでいきたい。

そもそも“楽しい”ってどんな感情?

わたしにとっての“楽しい”というイメージは、旅行に行ったり遊びに行ったりしたときに感じるような、特別なときに感じるイメージでした。

でも、“楽しい”という感情は、本当は日常生活の中にあふれているもの。

そう教えてくれたのは、ひだまりの家の多美子さんでした。

多美子さんにとっての“楽しい”は、大好きな韓国のアイドルの動画を観たり歌を聴いたりすること。

はじめてその話を聞いたとき、「あ、そっか。そんなことでいいんだ」と思いました。

“楽しい”って、そもそも自分の心がワッと湧いたり、好きなことをしているときに感じたりするもので、決して特別な感情ではなく、日常生活の中にある感情。

だから、ほんの小さなことでも楽しめるか、ほんの小さな幸せにも気づけるかは、自分次第だと教えてくれました。

そのことを思い出したときに、自分のここ数日を振り返ると、“楽しい”と感じれたことが思い当たらない。

いや、正しくいうと、“楽しい”と感じる心の余裕がない。

アンケートを書いていたそのときのわたしは、「なんだか疲れた」「イライラ」という言葉が頭の中でいっぱいでした。

思い返せば好きなこともしています。

たとえば、わたしはパンとコーヒーが好きでよく食べたり飲んだりしているけど、それを楽しむというよりは急いで摂取しているという感じで。

わたしはお気に入りの海辺があって、何度か行きたいなと思ったけど、息子を連れて出かけることを考えると、けっこう遠いし外でごはん食べるのも大変だし、やっぱやめとこうとなったり。

そんなふうに、「〇〇したい」という自分の欲求を、無意識にいろいろ制限をかけてしまって、いつのまにか「〇〇したい」という自分の心の声をムシしてしまうクセがついていました。

子育てしてると、いろいろ制限かかりまくりなのは当たり前だし、それがむちゃくちゃ苦になっているという自覚はなかったのですが。

それがいつのまにかストレスが溜まりまくっていて、「なんだか疲れた」「イライラ」「むなしい」という言葉ばかり頭の中に浮かぶようになっていました。

子どものためにと制限していたことを思い切ってやってみたら、“楽しい”と感じる余裕ができた

前回多美子さんの『サンポミチ。親と子のかけ橋講座』を受けたときに、めちゃくちゃストレスが溜まりまくって心の余裕がなくなっていたことに気づいたわたし。

それまで息子のために制限していた、「〇〇したい!」という自分の本音が、ポンっと表に出てきて。

思い切ってその本音のままに行動してみることにしました。

それは、息子を土曜保育に預けて、多美子さんの講座を1人でじっくり集中して学ぶこと。

それを決めてから、いろいろ不安なこともないわけではなかったですし、息子のことを思うと「申し訳ないな」と思うこともありましたが。

息子のためにと制限していたことをとっぱらったことで、心がふぅ~と楽になりました。

アップアップになっていた自分の心に余裕ができて、「なんだか疲れた」「イライラ」と感じることがぐーんと減りました。

講座を受ける前と後で、毎日のやることが変わったわけではないけど。

前までは、コーヒーを飲んでるときもやるべきことで頭がいっぱいいっぱいだったのが、今飲んでいるコーヒーに集中できるようになったり。

好きな動画を観たいと思ったときに、隙間時間で集中して観ることができたり。

なにかしながらもやるべきことや時間で頭がいっぱいいっぱいだったのが、「今」に集中できたり、入り込めるようになりました。

「自分のために今これをしている」と感じれるようになりました。

それが、わたしにとって“今を楽しんでいる”という感じ。

コーヒーを飲んだり動画を観たりすることは、講座を受ける前も受けた後も同じことをしているんだけど、それに対する自分の感じ方が変わって。

自分次第で楽しめるってこういうことなんだと気づきました。

心に余裕があると、育児も楽しめるみたい

心の余裕ができて変わったのは、「今」を楽しめるようになったことだけではなくて。

息子への関わり方も自然と変わっていきました。

今までは、自分がごはんを食べている途中に絵本をもってこられると、「後にしてよ…」とイライラしたりドッと疲れを感じたりしていましたが、読んであげようと思うことができたり。

時間とやるべきことに追われていつも有無を言わさず強制的にお風呂につれていったり、着替えさせたりしていたのが、息子が自分から来るまで待つことができたり。

心が楽になってから、「息子のしたいこともしたいときにさせてあげよう」と思えるようにもなりました。

そして、ハッと気づいたのは、今までの自分が息子の目を全然見ていなかったこと。

いつも、忙しくなにかをしながら話しかけたりしていて、息子のことを全然見ていなかったなぁ…と。

息子を保育園に預けて好きなことをするなんて、ひどいお母さんだと思っていたけど。

実際に行動してみて、わたしにはこっちの方が合っていると思いました。

子どもといつも一緒にいて楽しめるお母さんはすごいなぁと思うけど、わたしは子どもといつも一緒ではなく1人の時間が必要みたい。

そして、そんなお母さんでもいい。

次の講座の日の朝、息子を保育園に預けて、久しぶりに1人で、駅のカフェでコーヒーをゆっくりまったり飲めたことが、なんと心からうれしかったことか。

息子のために、といろんなことを息子に合わせて心の余裕がなくなっていたわたしは、息子にかけてあげられる愛情も枯渇してしまっていました。

でも息子にとって必要なのは、一緒にいる時間の長さではなく、どれだけ愛してもらえたか。

その愛情をかけてあげられるには、お母さんの心が不安やストレスでいっぱいではなく、楽な状態であること。

今回思い切って土曜保育をお願いして、アップアップになっていた心に余裕ができたので、自分のためにも息子のためにもよかったなと身に染みて感じました。

子育てをしていると、いろいろと制限がかかりまくりだし、無意識に自分のしたいことをガマンするクセがついてしまいますが。

それを繰り返していると、いつのまにかストレスが溜まりまくっていて、自分の心の声が聞こえなくなってしまっていました。

「なにがしたいか?」「なにが好きか?」は、純粋な自分の喜びにつながるものだし、自分の人生を生きるための大切なキーになるもの。

心の声にじっと耳を傾けて、たまには「お母さんのワガママにつきあって!」と思い切ってその欲求を叶えることをしてもいい。

そうして心に余裕ができたぶん、「今」を楽しめたり、育児を楽しめるようになるのだと気づきました。

追記:はじめての土曜保育で息子の様子。保育士さんには感謝しかない。

はじめて土曜保育に行った息子の様子。

前回の記事でも書きましたが、今息子が通っている保育園は分園ですこし特殊な場所にあって、土曜保育のときは本園での合同保育になります。

担当する保育士さんが本園の保育士さんになることもあったり、分園のお友だちもいたりいなかったりで、メンバーがゴロゴロ変わる土曜保育。

(なので、息子にとってストレスになると思い、土曜保育は避けてきました)

保育園にあずけていったときは、本園の保育士さんしかいなかったので、「人見知りしちゃうかな」とちょっと不安になりました。

息子も泣きはしませんでしたが、やっぱり「え・・・」と少し動揺している感じがあって。

後ろ髪をひかれつつ、息子をあずけて保育園を出たのですが。

お迎えに行ったときに話を聞いたら、やっぱりわたしが出ていった10分後ぐらいからずっと泣いていたらしく。

それを聞いたときには、すごく胸が痛みました。

でも、そのあと分園のいつもの保育士さんが来て、息子の機嫌をなおしてくれて、「そのあとはいつもと同じでしたよ!ごはんもいっぱい食べてます」とその分園の保育士さんが話してくれて。

「本園でも○○くん(息子)は大丈夫ですね!」と明るく笑って言ってもらえたときに、もう心からその保育士さんに感謝でいっぱいでした。

その保育士さんは、わたしが「この保育園にしよう!」と決めたきっかけにもなった保育士さんで。

なぜなら、はじめての保育園入園で、挙動不審なくらい不安がっていたわたしの気持ちに寄り添ってくれて、とっても明るく安心させてくれた保育士さんだったから。

土曜保育をお願いしたときも、人見知り気味の息子が慣れてくれるか心配していたわたしに、「今日は研修生が来ていましたけど、人見知りせずまったく大丈夫でしたよ!」と話してくれたりしていて。

その保育士さんからは、わたしが安心するようにという気持ちと、本当に息子のことを「大丈夫」と信じてくれている気持ちが伝わってきて。

それがなによりもうれしくて、ありがたかったです。

きっと最初に息子をあずかった本園の保育士さんも、泣き止まない息子を一生懸命あやしてくれたんだろうな・・・と思うと、本当に保育士さんには感謝しかない。

こうして、わたしたち親子にかけてもらえたたくさんのまわりの方の優しさも、ずっと忘れないでいきたい。

 

 

みんながホッと安心できる場所
~ひだまりの家サンポミチ~

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熊本県宇土市にある、ひだまりの家サンポミチ。

ここは、日本Share&Careの認定カウンセラー高瀬多美子さんの、「みんながホッとできる安心安全な場所をつくりたい」という想いで始まった、ひだまりの家です。

 

さんぽみちの途中に、ちょっと自分を見つめなおすための場所として…

子育て中のお母さんが、ホッと安心できる居場所として…

あらゆる世代、立場、経験をもつ人たちとの対話が生まれる場所として…

 

さんぽの途中にちょっと寄って遊んでいこうと思える

そんなあたたかな場所をみなさんと作っていきたいと思っています。

ぜひ遊びに来てくださいね。

 

ひだまりの家サンポミチHP

hidamarinoiesanpomichi.jimdofree.com

 

お母さんの笑顔は本当に子どもの幸せ?自分のやりたいことと子どもを優先したい気持ちとで悩みまくって気づいたこと

「お母さんの笑顔は本当に子どもの幸せ?」

自分のやりたいことがあるけど、そのためには子どもが犠牲になってしまう・・・

むちゃくちゃ悩みまくっていたわたしですが、ひだまりの家で高瀬多美子さんの『サンポミチ。親と子のかけ橋講座』を学んでいてハッと気づいたことがありました。

わたしなりに考えてたどりついた答えを書いてみました。

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お母さんの笑顔は本当に子どもの幸せ?

子育てについての本や記事を見ていると、よくいろんなところで、

「お母さんの笑顔が子どもにとって幸せ」

「お母さんが笑顔でいることが大事」

という言葉を目にします。

わたし自身も、子どもが生まれる前から「お母さんが幸せでいることが子どもにとっても幸せなことだ」とずっとそう思ってきました。

でも、最近「本当にそうだろうか」と考えるようになりました。

きっかけは、今通っている保育園で土曜日も保育をお願いするか悩みだしてから。

今通っている保育園は分園でちょっと特殊な場所にあり、平日しか開いておらず、土曜日も保育をお願いする場合は本園での保育になります。

そのため担当の保育士さんも変わったり、本園の子と合同になったり、分園のお友だちもいたりいなかったりで、毎週メンバーがゴロゴロ変わる環境のため、絶賛人見知り中の息子にはストレスになるかと思い、土曜保育は避けてきました。

しかし、収入のことを考えるともう少し働きたいなぁと考えるようになり。

それに、土曜日はわたしが今熊本県宇土市にあるひだまりの家で学んでいる、高瀬多美子さんの『サンポミチ。親との子のかけ橋講座』が開催されるので、土曜保育ができれば講座の日は息子をあずけて1人で集中して講座を学びに行けるな!と思ったり。

そう考えているときに、「自分のエゴで子どもを振り回してないか?」と思いました。

最初保育園に入園するか悩んだときも、散々同じ質問を頭の中で自問自答してグルグル悩みまくったのですが。

いろいろと言い訳をつけて「そっちの方がきっと子どものためになる」と親が勝手に思っているだけで、子どもからしたらやっぱりお母さんと一緒にいたいんじゃないかな、と思ったり。

収入のことを考えたり、講座のことを考えると、土曜保育をお願いした方が自分は助かるけど・・・

息子にとってはストレスになると思い土曜保育はしないまま、悶々と悩み続けていました。

自分の子どもの頃を振り返ってみる

「本当にお母さんが笑顔でいることが子どもにとって幸せなことだろうか」と考え出したときに、わたしは自分の子どもの頃を振り返りました。

わたしは母子家庭で育ち、両親はわたしが小学校4年生のときに離婚しました。

わたしは当時まだ状況がよく理解できていなくて、離婚した原因もわかりませんでしたが、 大学生になってから母と少しずつそのときのことを話すようになりました。

離婚を決めた理由のひとつとして、母は「お母さんが毎日暗い顔でいるよりも、少しでも笑っている顔を見せた方が子どもたちにとっていいと思った」と話していました。

今自分が「子どもをエゴで振り回していないか?」と悶々と悩んでいて、母のその言葉をふと思い出したときに、「お母さんが笑顔でいることが子どもにとって幸せじゃないこともあるんじゃないか」思いました。

なぜなら、わたしはやっぱりお父さんと離れたことがすごく悲しかったし、一緒にいたかったから。

最後にお父さんと別れて住んでた場所を出るときに、お母さんが笑っている顔を見て、わたしはものすごく悲しかったのを思い出しました。

だから、お母さんが笑顔でいることが、必ずしも子どもにとって幸せじゃないこともあるんだ、と。

自分の子どもの頃を思い出して、息子を自分のために振りまわしたくないなと思い、やっぱり土曜保育はしないでがんばろうと思いました。

『サンポミチ。親と子のかけ橋講座』の中でハッと気づいた

動き回る息子を連れて気力と体力を消耗しながら、多美子さんの『サンポミチ。親と子のかけ橋講座』を学びにひだまりの家にやってきた日。

この日のテーマは、自分を知るためのひとつとして『自我状態』についてのお話でした。

今の自分のクセを知るためにエゴグラムを書いて、出来上がったエゴグラムを参加されているみなさんとシェアしているときに、「自分の好きなこと・楽しいことをしているか」という話題になって。

わたしは、 なんだか疲れきっている自分を感じていて、 最近毎日家事と育児と仕事でタスクをこなすことの繰り返しばかりだったなと気づきました。

そんな中で、

「子どものことや家のことを優先して自分の好きなことをガマンしてきた」というお母さんと、

「子どもを犠牲にして自分の好きなことをして遊んできた」というお母さんがいました。

多美子さんは後者の方で、笑いながら「わたしと◯◯さんは子どもを犠牲にして遊んできた方ね!」と話していました。

笑いながら楽しそうに話しあっているみなさんを見て、ハッ!と気づいたことがあって。

それは、どっちが正しいとか間違っているとか、良いとか悪いとかはないということ。

そして、子どものために自分の好きなことをガマンするのも、子どもを犠牲にして自分の好きなことをするのも、いろんな生き方があってアリなんだってことです。

(犠牲という言葉にちょっと語弊があるけど、お母さんの純粋な喜びのために子どもにちょっとガマンしてもらうこと、と言ったらいいかな)

わたしは、白黒で判断したがるし、正しくあろう、良い母親であろうとしてしまいがちで。

その『良い母親』というのも、世間一般的に考えて、こうあるべきというような理想的な母親像で。

わたしは、自分のエゴのために子どもを振り回すのは母親として悪いことだ、と思っていたし、しちゃいけないと思っていました。

もちろん、子どもにとってもイヤだと思うかもしれません。

でも、どれが正しいとか間違っているとか、良いとか悪いとかは、わからない。

子育てには正解がないように、親の在り方にも正解はない。

子どものためにガマンする生き方も、子どもを犠牲にして好きなことをする生き方も、いろんな生き方があっていい、ということ。

そのことに気づいたとき、 自分自身が今子どものためにいろいろガマンして、むちゃくちゃストレスが溜まってアップアップになっていることに気づいて。

これまでは息子と一緒に講座に参加しても集中して内容に入っていけたのに、集中が何度もとぎれとぎれになって内容に入っていけない自分を感じて、息子もわたしも限界がきているのを感じて。

ずっと悶々と悩んできたけど、「やっぱり土曜保育をお願いしたい!」という自分の本音がポンッと表に出てきました。

子どもの頃、お母さんにどんな顔をしていてほしかったか

離婚の理由のひとつとして、「お母さんが毎日暗い顔でいるよりも、少しでも笑っている顔を見せた方が子どもたちにとっていいと思った」 と話していた母。

両親が離婚をしたことは、当時のわたしにとってはものすごくショックだったし、少なからず自分の心に傷を負った悲しい出来事でした。

でも、離婚をしたからといって母が笑顔になったかというと、そうではありませんでした。

現に離婚してからの母を思い出しても、笑っている顔より、ガマンして眉間にしわを寄せている顔の方が記憶に残っているから。

離婚は、母の純粋な喜びのためではなく、子どものことを思っての決断だったから。

自分が子どもの頃、お母さんにどんな顔をしていてほしかったかな、と改めて考えたときに、やっぱり楽しそうな顔をたくさんしていてほしかったなと思いました。

母が楽しそうな顔をしていたときは、自分の好きな美術展を観に行くとき。

一緒に行っていたわたしも、そんな母の影響で美術館が好きになりました。

自分の子どもの頃を振り返ってみて、あらためて自分の悩みについて考えたとき。

わたしは、息子のためと思って自分のことを制限していたけど、気づかないうちにそれがめちゃくちゃストレスになっていて、ちょっとしたことでイライラしたり、どうしようもない疲れを感じてしまっていました。

息子に優しくしたいけどついイライラしてしまう自分に自己嫌悪したり、笑いたくてもうまく笑えない日々・・・

今回講座でいろんなお母さんの生き方を聞いて、自分はどうしたいかを考えたときに、子どものためにガマンするのは自分の性に合わない!と気づきました。

今のわたしの本音は、働きたい。講座を集中して学びたい。

やっぱりわたしは、土曜保育をお願いしよう!と思いました。

子育てに正解はない

お母さんの笑顔が本当に子どもの幸せなのだろうか?

その問いに対するわたしなりに考えた答えは、

「YES」

です。

自分の子どもの頃を考えたとき、やっぱりお母さんにはガマンするよりも笑っていてほしかったと感じたから。

子どもを保育園にあずけて自分の好きなことをするなんて!と批判する人もいるかもしれません。

いろんな考え方や価値観があるし、子育てについても本当に人それぞれで価値観が異なります。

でも、どれが正しいとか間違っているとか、良いとか悪いとかは、ない。

子どものためにガマンする生き方も、子どもを犠牲にして好きなことをする生き方も、いろんな生き方があってアリ。

そして子どものためにガマンする生き方が性に合わないわたしは、好きなことをする生き方を選ぼう、と思います。

絶賛人見知り中な息子が心配で土曜保育を避けてきたけど、心配ばかりで息子のことを信じれていなかったな、ということにも気づきました。

本園には行ったこともあるし、本園の保育士さんとあったこともあるし、分園のお友達がいるときもあるし、「息子はきっと大丈夫だ」と信じよう!と思いました(都合のいい“信じる”だけど)。

土曜保育で人がゴロゴロ変わる環境が、息子になにか影響を与えるんじゃないか・・・という不安もなくはないですが。

でも、それは今はだれにもわかりません。

それは、息子が大きくなったときに聞いてみようかな、と思います(1歳のころのことなんて覚えてないだろうけど。笑)

追記:子どもにとって必要なことは、一緒にいる時間の長さではなくどれだけの愛情をかけてもらえたか

わたしの今回のギモンとたどりついた答えについて、多美子さんが自分なりの想いを書いてくださいました。

その想いを読んでいて、本当に大事なことにハッと気づいて。

そのことを忘れないように、多美子さんが書いてくださった想いを書いておこうと思います。

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さゆりちゃんの投稿見させてもらいました。

昨日の講座の中で集中してないなぁというのは初めてから感じていました。

さゆりちゃんの考えての答えを受けて私の想いをかいてみます。

私も何が正しいのか答えはわかりませんが…娘が中学の時すごいいじめにあいました、

その時の事でなせ学校に行く事ができたのと聞いたら娘いわく…お母さんがバカみたいに明るかったから家にいるときは忘れられたからだそうです

でもあの時に母親としてやるべきことがあったのでは…って考えたこともありました。

だから今この仕事をしているのかもです。

なにが良いかどうかは…本当に白黒つけられないかもですが

笑顔でいなければいけないと思ってるのと本当に小さなことでも楽しいと思う事では違うとおもいます。

自分のために時間とったら子供を愛してあげる時間をちゃんととってあげること

時間の長さではないとおもいます。

さゆりちゃんその時その時の今を大事にしていってね

私もさゆりちゃんの投稿が見に染みます

さゆりちゃん親子の幸せをいつも見守ってます

ーーーーーーーーーーーー

多美子さんの想いを読んでハッと気づいたのは、「笑顔でいなければいけないと思ってるのと本当に小さなことでも楽しいと思うことではちがう」ということ。

そして、子どもにとって本当に必要なのは、一緒にいる時間の長さではなく、どれだけの愛情をかけてもらったかということです。

わたしはずっと、「笑顔でいなければいけない」と思っていたことに気づきました。

だから、笑いたくても笑えない自分がつらかったなぁと。

笑顔でいなくちゃと思えば思うほど、それができない自分を責めて追い込んでしまっていました。

多美子さんが話していたけれど、「子どものためにガマンをして、でもそれで子どもが安心を感じれていなかったら、せっかくガマンをした甲斐がないよね」と。

子どものためにガマンするのも、根本にあるのは子どもを大事に思う気持ちです。

でもガマンすることでストレスを抱えて疲弊して、子どもに愛情をかけてあげられる心の余裕を失くしていたら、子どもにとっては悲しいことだなぁと。

子どもが一番必要としているのは、怒られないことではなく、親が自分のことをちゃんと見てくれていること、認めてくれていること、大切に想ってくれていることだから。

時には子どものためにガマンしなきゃいけないこともたくさんあります。

でもだから、しなくていいガマンに気づいて思い切って手放して、自分の心が少しでも楽になる方を選ぶことも大事。

わたしにとっては今回のことが、それでした。

土曜保育で人がゴロゴロ変わる環境で、息子にとってはストレスになるかもしれません。

でも、息子がもっと大きくなったら保育園に行くのをイヤと言い出すかもしれないし、多美子さんの講座も同じ内容、同じメンバーはない・・・と考えたら、今じゃないとできないこともあるし、今だからこそできることもあります。

自分のために時間とったら子どもを愛してあげる時間をちゃんととってあげること。

その大事なことを忘れずにいたら、根本にある息子を大事に思う気持ちを大切にしていたら、きっと大丈夫なんだと思います。

みんながホッと安心できる場所
~ひだまりの家サンポミチ~

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熊本県宇土市にある、ひだまりの家サンポミチ。

ここは、日本Share&Careの認定カウンセラー高瀬多美子さんの、「みんながホッとできる安心安全な場所をつくりたい」という想いで始まった、ひだまりの家です。

 

さんぽみちの途中に、ちょっと自分を見つめなおすための場所として…

子育て中のお母さんが、ホッと安心できる居場所として…

あらゆる世代、立場、経験をもつ人たちとの対話が生まれる場所として…

 

さんぽの途中にちょっと寄って遊んでいこうと思える

そんなあたたかな場所をみなさんと作っていきたいと思っています。

ぜひ遊びに来てくださいね。

 

ひだまりの家サンポミチHP

hidamarinoiesanpomichi.jimdofree.com

 

子どもが生まれて政治に興味を持ち始めたわたしが、情報収集のために使っていて初心者さんにおすすめのもの

この記事では、親になり政治に興味を持ち始めたわたしが、情報を得るために使っていておすすめのものをご紹介します。

こんな方におすすめです。

  • 今の政権で起きていることについていろいろ知りたい
  • マスコミでは報道されていない情報を知りたい
  • 各政党や政治家がどんな方針で活動しているのか知りたい(まともな政治家が知りたい)
  • 信頼できる情報を得たい
  • 偏った情報ではなく、あらゆる立場の情報を知りたい
  • 専門知識がないので初心者でもわかる情報がほしい
  • あまり時間がかからないものがいい(パパッと知りたい)

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親になって変化したことのひとつに、日本の将来を真剣に考えるようになった

これまで政治にほとんど興味がなく、選挙があってもまともに投票に行かなかったわたし。

数年前から「それじゃ良くないよなぁ」と少しずつ感じ始めていましたが、かと言って知識にも疎く、そもそもなにから知ればよいのかわからない、という感じで、あまり本腰ではありませんでした。

選挙のときのわたしの知っている情報といったら、選挙カーから爆音で流れてくる立候補者の名前くらい。

各立候補者が掲げている公約を読んでも、自分の中にコレといった意見がないため、支持したいと思える判断基準がなく。

そもそも応援したいと思える政党も政治家もいなかったし、「投票してもどうせ変わらない」という諦めモードもありました。

しかし、自分が親になってみて、子どもの未来のことを考えたときに「無責任なことはしたくない」と強く感じるようになりました。

それまで他人事のようにすら感じていた日本の未来について、大人として、当事者として、責任をもって考えて行動せねばと思うようになりました。

当たり前ですが、自分の方が子どもより早く死んでいくんだから、次の世代にはより良い社会をバトンタッチしてあげたい。

そのため、いろんな情報を得るため少しずつニュースや新聞などを見るようになりました。

政治に関する知識ゼロ・情報弱者すぎて迷子になる

ですが、興味はあるものの知識がないことって、結構しんどくないですか。

知ろうとしても、なかなか頭に入ってきません。

車には乗りたいけど、免許を取るための学科教習はなかなか頭に入ってこない、的な。(笑)

新聞を読んだりしたものの、知識がある程度ないとやっぱりむずかしく、読むのに時間がかかるので続かず(大手の新聞よりもローカルな新聞の方が、おもしろい記事が多いと感じましたが)。

ニュースアプリをとってみたけど、事実を伝えるだけのニュースだと抽象的過ぎてこれまた頭に入ってこず。

専門家が発信している記事だと、これまた知識がないと理解しにくい内容で初心者にはハードルが高く。

能動的に情報を得ようとすると、自分の中にまだ元となる基本知識が浅いため、キャッチする情報の幅もめちゃくちゃ狭くなってしまいます。

なので、ある程度新聞のようにあらゆる情報を受動的にキャッチできるメディアが自分には合っているかなと思いましたが。

家事・育児・仕事で平日朝6時から夜10時までノンストップなわたしには、あまり時間がかかるものだとめんどくさくなって毎日続かず。

たまーに気に入った新聞を読む程度で、情報弱者な状態が続いていました。

政治に関して初心者・ワーママ・めんどくさがりなわたしにピッタリだった情報収集のためのメディア

そんなわたしがたどり着いた、自分にピッタリだった情報収集のためのメディア。

それが、

Twitter

です。

Twitterは最初使い方や画面の味方がイマイチわからず、あまり使っていなかったのですが。

自分の興味のある人がTwitterを使っていることを知り、その人をフォローしてから、Twitterをたくさん見るようになりました。

Twitterは自分の率直な思いとか意見をつぶやくもの(発信するもの)となんとなく思っていたので、情報収集のツールという発想がなかったのですが、使ってみるとめちゃくちゃ情報収集に大活躍なツールじゃないですか。

わたしがTwitterをおすすめする理由がこちら。

  • 短文なので読みやすい
  • 空いた時間にサクッと読める
  • 専門知識がなくても大体理解できる
  • その分野の専門家の意見をダイレクトに聞ける
  • 情報の鮮度が高い
  • 興味のある人が「いいね」したりリツイートFacebookでいうシェアみたいな)した投稿もみれるので新たな発見がしやすい
  • いろんな情報を受動的にキャッチできる
  • 興味のある人がフォローしている人を見ていくと、より深い情報を得られる

政治に関して初心者、家事育児仕事であんまり時間はとりたくない、めんどくさがり、というわたしには、ピッタリのメディアでした。

ちなみに、わたしがフォローをおススメしたい方を3人ご紹介します。

  • 新聞記者の望月衣塑子さん。

2019年6月に公開された映画『新聞記者』で、映画の原案となった著書『新聞記者』の作者さんです。

映画の中で起きていることが事実なら、本当に恐ろしい(でも事実らしい)。

今の政権で起こっていること、メディアで報道されないことを知りたいという方には、望月さんのフォローはおすすめです。

望月さんのTwitterはこちら→

支持するか否かに関わらず、フォローをおススメします。

2019年10月からの消費増税について、なんとなく増税は仕方がないのかな」くらいの認識でかまえていたわたし。

山本太郎さんの発信をみて、初心者のわたしにも増税が必要だとされる理由のからくり、8%増税時の政府の公約が実際どうだったか、消費増税で本当に得するのはだれか、消費増税によってなにが起こるのかがわかりました。

いやぁプロパガンダっておそろしい。

自分から情報を求めていかないと、テレビやマスコミからの情報だけで「なんとなく」で済ましてはいけないとわかりました。

選挙に投票してもどうせ変わらないという諦めモードだったけど、今の社会に問題を感じていて変えたいと思うなら、行動に移さなきゃ変わらないと思いました。

山本太郎さんは、はじめて応援したいと思えた政治家です。

山本太郎さんのTwitterはこちら→

  • せやろがいおじさん

Youtubeで時事ネタなどを面白おかしく紹介しているお笑い芸人さんです。

シリアスな発信ばかり見ていると気が滅入ってくるので、おもしろさや笑いも欲しい方におススメです。

せやろがいおじさんの独自の切り口からいろんな問題に対して疑問を投げかけたり、「もっとこうしたらええんちゃうか~」と自分の考えを発信していたりして、笑いながらも自分自身もいろいろ考えさせられます。

せやろがいおじさんのTwitterはこちら→

政治についてもっと話しやすい環境が増えたらいいなと思う

2019年7月に行われた第25回参議院選挙。

投票率は、半分以下の48.8%だったらしい!

つねづね感じていることが、同年代の人と、あまり政治について話をする雰囲気がないということ。

というか、政治の話をすると「なにこいつ」とか「あぶないやつ」と思われそうで、めちゃめちゃ人目を気にしてしまいます。

わたしが政治の話をできるのは、母親(とたまに旦那さん)くらい。

でも、本当はもっと重要なことなんだから、日常的な感覚でもっとオープンに話ができたらいいなと思います。

とくに、同年代の人とかといっぱい話したい。

あまりにも政治に無関心でいると、無関心でいる間に一部の権力者だけが得をするような世の中にどんどんなってしまう(というかもうなっている)。

行動しなければなにも変わらない・・・

自分が死んだあとに息子が生きていく社会がどんな社会であってほしいか、を考えると、少しでも今よりやさしい社会にしたい。

そのためにも、情報弱者にならないように自分から情報をつかんでいきたいと思います。

【はじめての保育園入園準備】0歳児クラスで必要なもの

2019年の4月で1歳になる息子は、同じ年の4月から保育園に通い始めました。

入園時点ではまだ0歳11ヶ月なので、0歳児クラスになります。

はじめての保育園入園で 、まわりに同年代の保育園通いのママ友もいないため、知らないことだらけの入園準備!

毎日登園時になにを持っていくのか、どんなものが必要なのかも知らずまったく知識ゼロからのスタート。

意外に準備するものが多かったり、はじめて聞くものもあったりで、バタバタで準備しました。

この記事では、0歳児クラスの入園準備で必要なもの、毎日の登園時に持っていくものなどをご紹介します。

保育園によって必要なものは若干異なると思いますが、これから入園される方に少しでも参考になればと思います。

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0歳児の保育園の入園準備で必要なもの

3月初旬に園の新年度説明会があり、そこで入園準備に必要なものを教えてもらいました。

ビックリしたのは、けっこう必要なものが多いということ。

まぁよく考えれば当たり前なのですが、想像力が足りずのん気にかまえていました。(笑)

園から案内された、必要なものリストがこちら。

《0~1歳児クラス 必要なもの》

【毎日持ってくるもの】

  • オムツ入れ袋(スーパーの袋) 1枚
  • 食事用エプロン 3枚
  • 食事用おしぼりタオル 3枚

【園に置いておくもの】

  • 肌着 3~4着
  • 洋服上下  3~4着ずつ
  • おむつカバー(歩行開始前)  3~4着
  • レーニングパンツ(歩行開始後)  3~4着
  • 布おむつ(あて布)   3~4組ずつ(2枚1組)
  • おしりふき用タオル 1枚
  • 紙パンツ 3~4枚
  • 上下布団
  • 布団シーツ

ざっと見るだけでも、けっこうボリュームがあります。

保育園で必要なものには、園に置いておくもの毎日持っていくものの2種類があります。

たとえば、園には常に着替えのためのストックが必要なので、肌着や服を3~4着は置いておかなければなりません。

その日に使った分は、その枚数分を次の日登園するときに持っていく必要があります。

園に置いておく分、着ていく分、洗い替えの分…と考えると、けっこう枚数がいります。

そして、これまた知らなかったのですが、保育園では布おむつで過ごします。

保育園によって方針はちがうのかもですが、わたしが見学した保育園ではぜんぶ布おむつでした。

わたし自身、息子を産んでから「紙おむつか?布おむつか?」で悩んだ時期があったので(結局紙おむつにしました)、布おむつで過ごせるのはいいなぁと思いました。

「あて布とはなんぞや」「おむつカバーとトレーニングパンツとはなんぞや」からのスタートでしたが、西松屋で探し回ってすべて西松屋で解決しました。

入園準備でわたしが購入したもの

結局わたしが入園準備で購入したものはこんな感じでした。

  • 肌着 3着くらい
  • 洋服上下 3着ずつくらい
  • おむつカバー 6枚
  • あて布 5組(2枚1組)
  • 布団セット(掛け布団・敷き布団・シーツ・枕がセットになったもの)
  • 食事用おしぼり 6枚
  • マザーバッグ(登園用に)

園に置いておく用と洗い替え用を考えて、なるべくムダのないようにギリギリの数で購入。(笑)

今年買ったものはもう来年には着れなくなりますからね…子どもの成長って本当に早い!

そのため、洗濯の回数は圧倒的に増えました。

ちなみに食事用おしぼりは、100均でタオル生地のハンカチを買って、それを代用しました。

おしぼりを買おうと思ったけど、そういえばおしぼりってどこに売ってるんだろうとなり(これまでの人生でおしぼりを買ったことがない)。

探したもののふつうのタオルしか見つけられなかったため、タオルハンカチで代用しました。

買った後に、近所のドラッグストアでおしぼりタオルが売ってあるのを見つけました。(笑)

マザーバッグについては、登園後しばらくしてから購入しました。

それまで大きな紙袋にいれて持って行っていたのですが、他の方がマザーバッグで持って来ているのを見て、「なるほど、あんなものがあるのか!」と知り。

保育士さんからも、「紙袋だと破けてしまうので、できればバッグで持って来てください」とお願いされたので(そりゃそうだ!)、後から購入しました。

いやぁ世の中知らないことだらけです。

お昼寝用の布団は夏用と冬用それぞれ必要

園ではお昼寝タイムがあるので、お昼寝用の布団の準備も必要です。

園によっては布団を備え付けているところもあるそうですが、息子の通っている保育園は自分たちで準備するところでした。

布団選びについて園からお願いがあり、

  • シーツの取り外しができるもの
  • できるだけマットレスタイプではないもの(収納のスペースがかぎられるため)

というお願いがありました。

が、柄の可愛さで選んで買ってきた布団セットの敷布団が、マットレスタイプだったことに気づき。(泣)

園に電話したら、「それでも大丈夫ですよ」と言ってもらえました。スミマセン。。。

また、夏は汗をいっぱいかくため、丸洗いできる夏用の布団上下も必要です。

掛け布団はタオルケット、敷き布団はひんやりするタイプの洗えるシーツを購入しました。

保育園で使う食事用エプロンをがんばって手作りしてみた

入園準備ではじめて耳にしたものが、「食事用エプロン」

新年度説明会で食事用エプロンの説明があり、実際のものも見せてもらいました。

既製品のものもあるのですが、「着脱しやすいようにできるだけ既製品ではないもの」という園からのお願いがあり、がんばって手作りしてみました。

ミシンなんてものが家になく、100均で針と糸を買って、手縫いで作成!

以下、作り方です。

と言っても、まったくむずかしいものでもないですが…

《用意するもの》

  • フェイスタオル
  • 針(わりと太めのもの)
  • 刺繍糸

《作り方》

フェイスタオルを2つに折りたたむ

折り目にゴムひもを通して、縫う

ゴムひもの長さを調節して、完成!

完成品がこんな感じ。

つけてみるとお腹の下くらいまで長さがくるので、「これで合ってるのか?」とギモンでしたが、とりあえずこれで合ってたみたいです。

洗い替え用に合計で6枚作りました。

マイクロファイバーのタオルと綿100%のタオルでそれぞれ3枚ずつ作りましたが、使い続けていると綿100%のタオルに黒カビが発生!

マイクロファイバーの方が汚れはつきにくいみたいです。

保育園に持っていくものは記名、記名、とにかく記名!

保育園に持っていくものは、なんでもとにかく記名します。

服はもちろんのこと、タオルやおしぼり、紙おむつにも1枚1枚記名、使った紙おむつを入れるビニール袋も記名、とにかく記名します。

使っていると書いた文字が薄れてくるので、文字が消えてないかも気をつけます。

紙おむつにも1枚1枚記名するのはけっこうめんどうですが、どれが誰のかわからなかったら保育士さんが困りますもんね。

でも、最初は「こんなに記名するものがあるんだなぁ」とおどろきました。

記名していても、たまに違う子のものがまちがって入っていたりすることがあり。

そんなときは、「保育士さんも大変だなぁ」と想いを馳せたりします。

不安だらけの入園準備でもなんとかなりました

新年度説明会をうけてからバタバタと入園準備をしたわたしですが、食事用おしぼりと食事用エプロン以外は手っ取り早くすべて西松屋で購入しました。

時間の余裕もなかったため、「とりあえず西松屋に行けばあるだろう!」と休みの日に西松屋でまとめて買いそろえました。

さすが、子育て応援、西松屋

はじめての保育園で、勝手がわからずドギマギしながらの準備でしたが、なんとかなって今ではすっかり慣れて保育園に通っています。

はじめてだと、本当にいろんなことが不安だし心配ですよね。

これから入園される方の参考に少しでもなればうれしいです。

以上、0歳児クラスの保育園入園で必要なものと、登園時に持っていくもののご紹介でした。

「もしもう一度子育てを最初からするなら、楽しみたいです!」

前回こんな記事を書きました。↓

nikkijyuku.hatenablog.com

記事の内容は、ざっくりというと 「子育てで悩んでいるときに正論を言われるよりも、不安や悩みを受けとめてもらえたり気持ちをわかってもらいたい」という内容だったのですが。

この記事を書いたら、大切なひとたちからとてもあったかい言葉をもらって、その言葉でまたわたしの心が軽くなったり、大切なことを思い出したりすることができました。

そのことを忘れないためにも、わたしがもらったあったかい言葉をご紹介しようと思います。

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食事で悩んでいるお母さんに「バナナはどう?バナナ食べるだけで拍手だよ」

前回書いた記事の中で、1歳4ヶ月になる息子が野菜を好き嫌いするようになり、偏食気味になって悩んでいることを書きました。

そのことについて、元保育士だったお友だちが、自分の経験談を教えてくれました。

そのお友だちも、保護者から食事についての相談を受けるたび、自分もどうしたら食べてくれるか考えたり色んな先生に相談したりしていたそうで。

そんなとき大好きな園長先生から言われたのが、

「バナナ出してみたらどう?バナナ食べるだけで拍手だよ」

また、大好きなベテランの先輩は、

「味噌汁に野菜をたくさん入れるのを朝作って、夜も一緒。他におかずがなくても、それを少しでも食べたらOKでいいじゃん?」

ちゃんとすごいアイディアを伝えなきゃと思っていたお友だちは、その言葉を聞いて色んな意味ですごいアイディアだなって思って、と教えてくれました。

その先輩たちから教えてもらったのは、なによりも大切なのは、わが子を可愛いって思う気持ち。

それが、子どもにとって一番の栄養だということ。

ちゃんとしなきゃ、食べさせなきゃ、と追い込んでしまうと、その一番の大切な栄養が減ってしまいます。

ちゃんとしなきゃって想いがあるお母さんには、給食があるから大丈夫だよ、そのくらいの気持ちで伝えたらいいんだよ、大丈夫だから、と尊敬する先輩先生から教えてもらったことを、お友だちはわたしに話してくれました。

なんだかその言葉が本当にあったかくて。

それを伝えてくれたお友だちの気持ちも本当にあったかくて。

わたしは息子を「可愛い」と感じる余裕もなく、きちんと食べさせることとか早く寝させることとか、そんなことばかりに追われていたことに気づきました。

「ちゃんとしなきゃ」という言葉が頭の中にいっぱいで、きちんとできていなければ、ちゃんと子育てできていないと思い込んでいました。

だから、お友だちが教えてくれた「バナナ食べるだけで拍手だよ」という先輩先生の言葉がとてもあったかくて、完璧にすることばかりを追い求めていた自分に、フッと大切なことを気づかせてくれました。

それまで、「こうしなきゃ」「ああしなきゃ」と毎日頭の中が真っ赤で、思うようにできないことばかりに意識がいってイライラしてしまっていたわたし。

完璧にすることが子育てじゃないとわかり、息子との今の時間に集中し、心にゆとりをもてるようになりました。

これからの“お母さん”としての自分の在り方も、子どもに「〇〇しなさい」「ちゃんとしなさい」と完璧を求めるお母さんではなく、子どもができたこと、好きなことにいっぱい花丸をあげられるお母さんで在りたい。

つい「ちゃんとしなきゃ」と追い込んでしまいがちなので、本当に大切なことを見失わないようにしたいと思いました。

子育てで苦しんでいるお母さんに「もしもう一度子育てを最初からするなら楽しみたいです」

もうひとつの、わたしが言われてハッとした心温まる言葉。

それは、先輩ママさんからの言葉で、

「わたしも当時頑張りすぎて、仕事と家事と育児とどれもきちんとしなきゃと真面目すぎて楽しめなかったのを後悔しています。

だから、もしもう一度子育てを最初からするなら、楽しみたいです!」

という言葉です。

この言葉が、わたしの胸にめちゃくちゃ突き刺さるほどに響きました。

なぜなら、わたしは息子の1歳の誕生日に、喜びよりもたくさん後悔を感じてしまって、それがとても悲しくて辛くて、そんな風に感じてしまった自分もすごくイヤで。

仕事や他のことに追われたり、ワンオペ育児で不安や悩みを抱え込んでしまったりで、「もっと息子のためにできたことがあったんじゃないか」「もっと息子の成長を喜んだり、毎日を楽しんだりしたかった」と後悔してしまったのです。

だから、もうそんな思いはしたくないなと。

息子が偏食するのも、寝る時間が遅くなってしまうのも、ちゃんとしなきゃいけない問題のタネだと思い込んで、うまくいかないことにイライラヘトヘトになってしまっていたけれど。

今がずっとというわけではないし、子どもは日々成長して変化していきます。

「大きくなったら、サツマイモばっかり食べてたことも笑い話になるかもしれませんよ~」って言ってもらえて、本当にそのとおりだなって笑えました。

自分が後悔したから、わたしにも同じ思いをしてほしくないと、メッセージをくださった先輩ママさんのたくさんの優しさを感じました。

正しさよりも、楽しい子育てがしたい

わたしは他人の目がめちゃくちゃ気になるタイプです。

そして、まわりと比べて落ち込みやすいタイプです。

だから、子育てに対してもそんな自分が影響してしまうだろうなと感じていました。

子育てには本当に正解がなさすぎて、いろんな情報もあふれています。

はじめての子育てで不安の大きかったわたしは、いろんな情報を頭に入れすぎて「〇〇しなければならない」と頭の中にいっぱい正しい育児の仕方を詰め込みすぎていたと思います。

その根本にあるのは、おそらく恐怖

子育てを間違いたくない、失敗したくないという恐怖です。

でも、なにをもってして『正しい子育て』と言えるんでしょう。

きちんと野菜をなんでも食べる子、きちんと勉強ができる子、きちんとなんでも自分でできる子に育てることでしょうか?

わたしは、息子がなんでも野菜をパクパク食べていると、まわりから「えらいねー」と言ってもらえてとてもうれしかったです。

でも、偏食するようになってかぼちゃとサツマイモばっかり食べていると、「他の野菜も食べさせた方がいいよ」と言われて、自分の子育てが間違っていると感じてショックを受けました。

今思えば、「きちんとしなきゃ」という気持ちの裏には、母親としての自分への圧倒的な自信の無さがあったんだと思います。

息子を褒められると、自分の育児が正しいんだと思えるけど、息子の行動に問題があることを指摘されると、自分の育児が間違っていると思ってしまう。

イコール、自分は母親としてダメだと自分を否定してしまうのです。

だから、『正しい子育て』を追い求めて、“自分の考え”ではなく、世の中にある一般常識や知識やまわりの人の言葉に流されていたのだと思います。

野菜をたくさん食べることは正しい、好き嫌いすることは間違っている。

わたしは、正しいか間違っているかを子育ての基準にしていたことに気づきました。

もちろん、食べ物を好き嫌いせずなんでも食べることは良いことです。

でも、それが一般的に正しいから、良いことだから、という理由でなんでも食べる子に育てることはちがうって思いました。

それなら、まわりからなんと言われようが、わたしは息子の気持ちに寄り添って、「バナナ食べるだけで拍手だよ」と言えるお母さんでありたい。

「ちゃんと食べなさい」ではなく、「なんで野菜をたくさん食べることがいいのか?」の本質を伝えられるお母さんでいたい。

そして、そこから先にどうするかの選択は息子にゆだねられる、どっしりしたお母さんでいたいなぁと思いました。

大切な人たちからあったかい言葉をもらって、わたしはこれからの子育てについてもう一度考えることが出来ました。

わが子を「可愛い」と思う気持ちが、一番子どもにとって必要な栄養。

正しい子育てではなく、子育てを楽しみたい!

本当に大切なことは何なのかを、これからも見失わないようにしたいと思います。

息子の食べ物の好き嫌いと寝る時間について旦那さんから言われた言葉に思わずカチンときた

息子の寝る時間が遅いことと、食べる物が偏食気味になっていることについて、旦那さんから言われた言葉に思わずカチン!ときてしまいました。

それからも、なかなか怒りがおさまらないわたし。

自分の本当に気持ちと、“お母さん”をとりまくまわりについて考えてみました。

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21時までに寝させたい、野菜をたくさん食べさせたい、でもそれが出来ないことにイライラヘトヘト

現在パートをしながら、1歳4ヶ月になる息子を子育て中のわたし。

これまで深夜に働いていましたが、息子が保育園に慣れ始めたことと、自分の体がキツくなってきたので、日中の時間帯にパートをすることにしました。

想定はしていましたが、やはり日中仕事をしてから帰って家事育児をするのは、朝から夜までゆっくりする暇もなくあっという間に1日が終わっていきます。

17時に仕事が終わり、急いで保育園に迎えに行って、帰ったら18時くらい。

それから、息子と自分たちのごはんの支度→息子に食べさせる→お風呂に入れる→とアレコレしていると、大体寝かしつけるのが21時~21時半くらいになっちゃいます。(フルタイムワーママの方とか一体どうしてるんだろう。本当にお疲れさまです)

甥っ子は寝るのが20時くらいだと聞いて、子どもにとってもなるべく21時までには寝た方が良いよなと思いつつ、寝るのがいつも21時を過ぎてしまって、「こうしたい」という気持ちとそれがなかなか出来ないことに悶々とする日々。

また、息子が野菜を好き嫌いするようになってしまい、作ったごはんを食べないことが増えてしまいました。

冷凍の作り置きも嫌がるようになったため、仕事から帰ってから急いで作るので、出来上がるころには大体19時前後。

食べてくれないと、そこからまた別のものを用意してたらどんどん遅くなってしまいますし、別のものを用意するレパートリーも余裕もありません。

わたしは超めんどくさがりで、料理が好きで得意なわけでもなく。

野菜をたくさん食べさせなきゃいけないけど、費やす労力も時間もない…

せっかく試行錯誤しながら作ったごはんを食べてくれないことにも、イライラするやら悲しいやらで、ポイっとされるとつい息子に大声で「食べ物を粗末にしちゃいけん!」「捨てるなら食べなくていい!」と怒鳴ってしまうこともありました。

息子も泣くし、わたしも怒鳴ってしまったあと自己嫌悪で息子に謝るし、食事の時間を楽しい時間にしたいのに、このままでは息子にとって食事が楽しい時間ではなくなってしまう。

このままの状態では良くないなと思い、いっそ自分のストレスがたまるくらいならと食べてくれる野菜(かぼちゃとサツマイモ)をたくさん用意するようになりました。

保育園の給食ではいろんな食材がでるし、家ではとにかくお腹がすかないようにたくさん食べてくれるものを出そう、と。

自分に余裕があるときは、他の野菜も味付けや調理法を工夫して出したりしましたが、仕事がある日はとにかく早く寝ることと満腹になることを優先して、ほぼかぼちゃとサツマイモのヘビーローテーション

心のどこかでは「なんとかしなきゃなぁ…」と考えつつも、日々の忙しさで余裕もなかったりで、そのままズルズルと過ごしていました。

お盆に帰省したときに、旦那さんから言われた言葉に思わずカチンときた

お盆に旦那さんの実家に帰省していたわたしたち。

数日実家で過ごして、自分たちの家に帰ったとき、旦那さんから言われました。

「姉ちゃんに〇〇(息子)の寝る時間が21時から21時半くらいって言ったら『遅いよ』って言われた。

あと、『かぼちゃばっかじゃなくて色んな野菜食べさせた方がいいよ』って。

『〇〇(一緒に遊んだ先輩ママさん)も心配してたよ』って」

そのことを聞いた瞬間、わたしの中で、

ブチン

ととてつもなく大きな何かがキレました。

思わず旦那さんにその感情をぶつけそうになり、ほぼとっさに「いけない!」と感じてその感情をぐっっっと押し込めました。

でも、自分の中でメラメラと沸き起こっておさまらない怒り。

そのとき自分の心の中で叫んでいた言葉は、

そんなこと言われんでもわかっとるわ!!それができなくて悩んどるんじゃ!!

なにも考えんで平気でやってるとでも思っとったんか!!

あんた(旦那さん)はうちの事情わかってないんか!!なんでフォローしてくれんのんじゃ!!

(方言ままです)

あまりにも怒りが収まらなくて、聞いたときに旦那さんに感情のままぶつけとけばよかったと思いました。

でも、わたしもなるべく感情的になって口論とかケンカとかしたくない。

ちょっと感情が落ち着いたころに、旦那さんに「そんな正論わかってるんよ。それができなくて悩んどるんよ」とちょっと怒りをこめて言いました。

怒りがおさまらない自分を俯瞰してみた

それからも、なかなか自分の中の怒りが消えないわたし。

わたしがものすごく不機嫌なので旦那さんもなんとなく気を遣っているのがわかります。

なんでこんなに怒りがおさまらないのか?

わたしはこの話を信頼できる人に話していて、自分がめちゃめちゃ怒ったことを話しました。

自分が怒ったり悲しかったりしたことって、人に共感してもらえたり気持ちをわかってもらえると、スッキリして怒りや悲しみが消えることってありませんか?

怒りや悲しみは、張本人の相手ではなくても、信頼できる人に受けとめてもらえることで、スッキリして心が落ち着くことがあります。

でも、そのあとも怒りがおさまっていないことに気づいたわたし。

自分が感じているのは、本当は怒りではないのかもしれないと思って、自分の感情を俯瞰してみました。

そしてじっくりと自分と向き合って気づいたのは、わたしは「とても悲しかった!」ということ。

「自分なりに悩みながら考えながら一生懸命頑張ってきたのに、そのことを全否定された気がして、とても悲しかった」ということです。

正論なんか言われなくてもわかってる。

それができなくて悩んでる。

他の子のやり方が、息子にも合わないことだってある。

前例も正解もないことを試行錯誤しながらやってるんです。

毎日悩みながら考えながら、仕事しながら家事しながら、時間に追われながら、自分の時間もゆっくりとれないなかで、一生懸命頑張ってんです。

その気持ちをわかってもらえなかったことが、とても悲しかったのです。

その自分の本当の気持ちに気づいたとき、メラメラとおさまらなかった心の中の怒りが少し和らぎました。

認められることや褒められることがほとんどない、“お母さん”という仕事

子育てしながら感じていることのひとつに、頑張っても褒められたり認められたりすることがほとんどないってことです。

毎日ごはん作って食べさせて、おむつ替えて、お風呂入れて、寝かしつけて…って、本当に大変。

大変という言葉では言い表せないくらい、本当に大変です。

自分の時間はゆっくりとれないし、何かするにしても子どものことを考えるから行動もかなり制限もかかってしまいます。

でも、お母さんが褒められることはほぼないし、それどころか発育が遅かったり子どもの行動に気になるところがあったら、「〇〇した方がいいよ」とか「〇〇なんじゃない、大丈夫?」とか軽く言われます。

これは受けとめ方にもよるけれど、そういうことを言われるとわたしの場合、アドバイスをされたというよりは自分のしてきたことを否定されたように感じてしまいます。

ある子育て中のママさんのブログを読んでいて、その方が「子育てで悩んでるときに正論はいらない」と書かれていて、その気持ちにとても共感しました。

たぶん、ほとんどのお母さんは正論なんて言われてもわかっているんじゃないかな、と。

それよりも、たった一言でも「がんばってるね」って認めてもらえたり、悩みや不安を受けとめてもらえたり、気持ちをわかってもらえるだけでめちゃくちゃ救われるお母さんって多いのではないかな、と思うのです。

わたしは、何度も「自分は母親に向いてない」と思ったし、「こんな母親でごめんね」って何度も泣きました。

でも、自分の気持ちをわかってもらえたり、自分のことを大切にしてもらえたときに、わたしってめちゃくちゃ頑張ってるなって認めることができました。

だって自分のことはほぼ後回しで、毎日子育てしてるんですよ。

正解がまったくないことを、試行錯誤しながら悩みながら一生懸命やっているんですよ。

めちゃくちゃ頑張ってるなって思います。

お母さんは、本当にめちゃくちゃ頑張ってるって思います。

子育てしていると、毎日笑顔でいたいけど、笑顔でいられないこともたくさんあります。

でも、たったひとりでもその気持ちをわかってくれる人がいるだけで、また笑うことができるようになるし、子育てを頑張ろうって思うことができます。

大切なのは、自分の本当の気持ちを吐き出せることなんじゃないかな、と思います。

ついうまくいかないことがあると、自分のことを責めたりダメ出ししてしまいますが、そんな自分に気づいたときは「ストップ!」と自分の思考にストップをかけて、自分で自分をやっつけないように気をつけています。

0歳から保育園にあずけるのはかわいそうだと思っていたわたしが、実際にあずけてみて感じたこと

「0歳から保育園にあずけるのは、子どもがかわいそうなんじゃないか」と思っていたわたし。

2,3歳くらいまでは、できるだけお母さんと一緒にいた方が良いと思っていて、できればそうしてあげたいなぁと考えていました。

でも今年2019年4月から、息子を保育園にあずけることにしました。

保育園にあずけることがかわいそうだと感じていた自分の気持ちや、入園することを決めた理由、そして実際に入園してみてどうだったか、わたしなりに感じたことを書いてみます。

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親の都合で0歳から保育園にあずけるのはかわいそうだと思っていた

フリーランスのお仕事(年収20万以下)とバイト(深夜)をかけもちしているわたし。

日中は息子の世話をしながらフリーランスのお仕事(パソコン関係)をし、深夜はバイトをするという生活を、生後4か月くらいのころから続けていました。

深夜のバイトを選んだのは、日中は息子の世話やフリーランスのお仕事をしたかったため。

保育園に年度途中で入園させて、昼間がっつり働くという手もありましたが、やっぱり0歳から保育園にあずけるのはかわいそうだと思っていました。

生まれてまだ間もないし、お母さんがそばにいないと不安で寂しいだろう、と。

わたし自身も子どものそばにいたいという気持ちがあったり、保育士というプロとはいえ他人に我が子をあずけるのが怖くて不安という気持ちもありました。

日々目まぐるしく成長する息子を見ていたいし、息子の“はじめて”の瞬間を見逃したくないという気持ちもあり。

それに、わたしのまわりの子育て中のお母さんには、0歳から子どもを保育園にあずけている人がほとんどおらず。

聞いてみても、3歳くらいのころから通いだしたというお母さんがほとんどでした。

わたし自身が子どものときも、3歳くらいのころから幼稚園に通いだしたので、0歳から保育園に通わせることがどうしてもかわいそうに思えて。

なんだか親の都合で子どもにさみしい思いをさせてしまうようで、後ろめたさもありました。

0~2歳くらいまでは、なるべくお母さんと一緒に過ごした方が、 子どもの心の成長のためにもいいんじゃないかと思ってました。

保育園にあずけようと思った理由

そんなわたしが息子を保育園にあずけようと思い切った理由。

それは、いろんな思いや考えや悩みがあったのですが、一言でいうと、

ワンオペ育児でめちゃくちゃ行き詰まったから。

旦那さんと息子の3人暮らし。実家は県外。

同年代のママ友はゼロ。

それでも生後半年くらいは、手のかからない息子だったのでそんなに困ることなく、子育てしながらフリーランスのお仕事とバイトもしてきました。

しかし息子がずりばいしだした生後8ヶ月ころから一変。

息子が動き回るので、あぶなっかしくて目が離せなくなり、起きている時間も増えたため日中していたフリーランスのお仕事や仮眠ができなくなり、家事と育児と仕事でアップアップし始めたわたし。

そして、家事も育児も仕事もうまくまわせられない自分に、どんどん自己嫌悪になり負のループに。

また、わたし自身にもいろいろあって心の余裕がなくなり、このままじゃ逆に子どもにとって悪影響だなと思いました。

息子がまだ動き回らない生後4,5ヶ月くらいのころには、お仕事の打ち合わせや勉強会にも子どもを連れて出かけたりしていました。

いろんな人に会えるし抱っこしてもらえるし、それはそれで良い経験になったので後悔はないのだけど、これからのことを考えたときに、やっぱり子どもには子どものための環境にいさせてあげた方が良いなと。

むちゃくちゃがんばれば、子どもの世話しながらフリーランスのお仕事しながらバイトも続けられないこともなかったけど、そこまでやりきろうという力が自分の中になく。

それに、子どもとの接し方や遊び方がイマイチわからないわたしは、自分と一緒にいるよりも保育園でいっぱい遊んだほうが、きっと成長が早いと思いました。

結局親の都合で振り回してるじゃんとか、息子にとって本当にこれでいいのかとか、本当に直前までめっっっっっっっっっっっっっっっちゃ悩みましたけど、

最終的に、子どもの成長のために保育園にあずけるという決断にいたりました。

保育園に行きだしてからの息子とわたし

結論から言うと、

保育園にあずけて本っ当によかった!!!!!

につきます。(笑)

たまたま良い保育士さんに巡り会えたということもあるかもしれませんが、保育園にあずけて本当によかった!!と思います。

まず、わたしの心がとても楽になりました。

これまでワンオペ育児で、これでいいのかと自信がもてずに手探り状態でやってきましたが、いろいろアドバイスしてもらえたり困ったことを共有できたりするので、それだけでもグーーーン!と心が楽になりました。

それに、1人の時間がもてることで良い息抜きができ、育児に余裕をとりもどせます。

わたしの場合1日中一緒にいるよりも、1人の時間がある方が良いみたいです。

息子も、最初の1ヶ月はあずけるときに泣いていたものの…

1ヶ月を過ぎてからコロッと泣かなくなり、今では保育園にあずけにいくと、自ら先生のほうへ抱っこしてもらおうと身を乗り出すほど慣れ親しんでいます。

家にはないおもちゃや道具もたくさんあるし、給食では家で作らないような色んな食材を使ったごはんがでるし、本当ありがたいです。

また、「いいなー」と思ったのは、年の近いお友だちからたくさん話しかけてもらえることです。

上のクラスのお友だちから「あ、〇〇くんだ!」「 〇〇 くん、ばいばい!」と話しかけてもらっているのを見て、その光景がほほえましくて「あずけてよかったなぁ」とほっこりしました。

保育園にあずけることを悩んでいる方へ

どれが正解とかないですし、子どものことを考えるとなにが子どもにとって最善なのか、めちゃくちゃ判断に迷うことがあります。

子どもにとっての1年、1日は、本当に大切な時間ですし、過ぎ去った時間は取り戻すことはできないから。

だからこそ、すごく真剣に考えますし、後悔のない選択をしたいと思います。

保育園にあずけると決めたことも、どの保育園にするかを決めたときも、とっても悩みましたけど、今は本当に良かったと思えます。

大切なのは、お母さんの心が楽になる方を選んでもいいということだと思います。

わたしの場合、子どもの成長のためと言って結局親の都合で振り回しているんじゃないかとか、息子にさみしい思いをさせるんじゃないかとか、悶々と悩みましたが、

保育園にあずけたことで心が楽になって、育児に余裕をとりもどすことができ、結果的に子どものためになったなと感じてます。

1日中子どもと一緒にいても苦にならないお母さんとか見ると、自分ってお母さんに向いてないな…と凹んだりもしていましたが、

自分にダメ出しするのは本当によくない。

色んなお母さんがいるんだから、「わたしは、わたし」でいいんだと思っています(と思うようにがんばっています)。

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