日記塾~ひだまりの家とわたし~

息子の食べ物の好き嫌いと寝る時間について旦那さんから言われた言葉に思わずカチンときた

息子の寝る時間が遅いことと、食べる物が偏食気味になっていることについて、旦那さんから言われた言葉に思わずカチン!ときてしまいました。

それからも、なかなか怒りがおさまらないわたし。

自分の本当に気持ちと、“お母さん”をとりまくまわりについて考えてみました。

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21時までに寝させたい、野菜をたくさん食べさせたい、でもそれが出来ないことにイライラヘトヘト

現在パートをしながら、1歳4ヶ月になる息子を子育て中のわたし。

これまで深夜に働いていましたが、息子が保育園に慣れ始めたことと、自分の体がキツくなってきたので、日中の時間帯にパートをすることにしました。

想定はしていましたが、やはり日中仕事をしてから帰って家事育児をするのは、朝から夜までゆっくりする暇もなくあっという間に1日が終わっていきます。

17時に仕事が終わり、急いで保育園に迎えに行って、帰ったら18時くらい。

それから、息子と自分たちのごはんの支度→息子に食べさせる→お風呂に入れる→とアレコレしていると、大体寝かしつけるのが21時~21時半くらいになっちゃいます。(フルタイムワーママの方とか一体どうしてるんだろう。本当にお疲れさまです)

甥っ子は寝るのが20時くらいだと聞いて、子どもにとってもなるべく21時までには寝た方が良いよなと思いつつ、寝るのがいつも21時を過ぎてしまって、「こうしたい」という気持ちとそれがなかなか出来ないことに悶々とする日々。

また、息子が野菜を好き嫌いするようになってしまい、作ったごはんを食べないことが増えてしまいました。

冷凍の作り置きも嫌がるようになったため、仕事から帰ってから急いで作るので、出来上がるころには大体19時前後。

食べてくれないと、そこからまた別のものを用意してたらどんどん遅くなってしまいますし、別のものを用意するレパートリーも余裕もありません。

わたしは超めんどくさがりで、料理が好きで得意なわけでもなく。

野菜をたくさん食べさせなきゃいけないけど、費やす労力も時間もない…

せっかく試行錯誤しながら作ったごはんを食べてくれないことにも、イライラするやら悲しいやらで、ポイっとされるとつい息子に大声で「食べ物を粗末にしちゃいけん!」「捨てるなら食べなくていい!」と怒鳴ってしまうこともありました。

息子も泣くし、わたしも怒鳴ってしまったあと自己嫌悪で息子に謝るし、食事の時間を楽しい時間にしたいのに、このままでは息子にとって食事が楽しい時間ではなくなってしまう。

このままの状態では良くないなと思い、いっそ自分のストレスがたまるくらいならと食べてくれる野菜(かぼちゃとサツマイモ)をたくさん用意するようになりました。

保育園の給食ではいろんな食材がでるし、家ではとにかくお腹がすかないようにたくさん食べてくれるものを出そう、と。

自分に余裕があるときは、他の野菜も味付けや調理法を工夫して出したりしましたが、仕事がある日はとにかく早く寝ることと満腹になることを優先して、ほぼかぼちゃとサツマイモのヘビーローテーション

心のどこかでは「なんとかしなきゃなぁ…」と考えつつも、日々の忙しさで余裕もなかったりで、そのままズルズルと過ごしていました。

お盆に帰省したときに、旦那さんから言われた言葉に思わずカチンときた

お盆に旦那さんの実家に帰省していたわたしたち。

数日実家で過ごして、自分たちの家に帰ったとき、旦那さんから言われました。

「姉ちゃんに〇〇(息子)の寝る時間が21時から21時半くらいって言ったら『遅いよ』って言われた。

あと、『かぼちゃばっかじゃなくて色んな野菜食べさせた方がいいよ』って。

『〇〇(一緒に遊んだ先輩ママさん)も心配してたよ』って」

そのことを聞いた瞬間、わたしの中で、

ブチン

ととてつもなく大きな何かがキレました。

思わず旦那さんにその感情をぶつけそうになり、ほぼとっさに「いけない!」と感じてその感情をぐっっっと押し込めました。

でも、自分の中でメラメラと沸き起こっておさまらない怒り。

そのとき自分の心の中で叫んでいた言葉は、

そんなこと言われんでもわかっとるわ!!それができなくて悩んどるんじゃ!!

なにも考えんで平気でやってるとでも思っとったんか!!

あんた(旦那さん)はうちの事情わかってないんか!!なんでフォローしてくれんのんじゃ!!

(方言ままです)

あまりにも怒りが収まらなくて、聞いたときに旦那さんに感情のままぶつけとけばよかったと思いました。

でも、わたしもなるべく感情的になって口論とかケンカとかしたくない。

ちょっと感情が落ち着いたころに、旦那さんに「そんな正論わかってるんよ。それができなくて悩んどるんよ」とちょっと怒りをこめて言いました。

怒りがおさまらない自分を俯瞰してみた

それからも、なかなか自分の中の怒りが消えないわたし。

わたしがものすごく不機嫌なので旦那さんもなんとなく気を遣っているのがわかります。

なんでこんなに怒りがおさまらないのか?

わたしはこの話を信頼できる人に話していて、自分がめちゃめちゃ怒ったことを話しました。

自分が怒ったり悲しかったりしたことって、人に共感してもらえたり気持ちをわかってもらえると、スッキリして怒りや悲しみが消えることってありませんか?

怒りや悲しみは、張本人の相手ではなくても、信頼できる人に受けとめてもらえることで、スッキリして心が落ち着くことがあります。

でも、そのあとも怒りがおさまっていないことに気づいたわたし。

自分が感じているのは、本当は怒りではないのかもしれないと思って、自分の感情を俯瞰してみました。

そしてじっくりと自分と向き合って気づいたのは、わたしは「とても悲しかった!」ということ。

「自分なりに悩みながら考えながら一生懸命頑張ってきたのに、そのことを全否定された気がして、とても悲しかった」ということです。

正論なんか言われなくてもわかってる。

それができなくて悩んでる。

他の子のやり方が、息子にも合わないことだってある。

前例も正解もないことを試行錯誤しながらやってるんです。

毎日悩みながら考えながら、仕事しながら家事しながら、時間に追われながら、自分の時間もゆっくりとれないなかで、一生懸命頑張ってんです。

その気持ちをわかってもらえなかったことが、とても悲しかったのです。

その自分の本当の気持ちに気づいたとき、メラメラとおさまらなかった心の中の怒りが少し和らぎました。

認められることや褒められることがほとんどない、“お母さん”という仕事

子育てしながら感じていることのひとつに、頑張っても褒められたり認められたりすることがほとんどないってことです。

毎日ごはん作って食べさせて、おむつ替えて、お風呂入れて、寝かしつけて…って、本当に大変。

大変という言葉では言い表せないくらい、本当に大変です。

自分の時間はゆっくりとれないし、何かするにしても子どものことを考えるから行動もかなり制限もかかってしまいます。

でも、お母さんが褒められることはほぼないし、それどころか発育が遅かったり子どもの行動に気になるところがあったら、「〇〇した方がいいよ」とか「〇〇なんじゃない、大丈夫?」とか軽く言われます。

これは受けとめ方にもよるけれど、そういうことを言われるとわたしの場合、アドバイスをされたというよりは自分のしてきたことを否定されたように感じてしまいます。

ある子育て中のママさんのブログを読んでいて、その方が「子育てで悩んでるときに正論はいらない」と書かれていて、その気持ちにとても共感しました。

たぶん、ほとんどのお母さんは正論なんて言われてもわかっているんじゃないかな、と。

それよりも、たった一言でも「がんばってるね」って認めてもらえたり、悩みや不安を受けとめてもらえたり、気持ちをわかってもらえるだけでめちゃくちゃ救われるお母さんって多いのではないかな、と思うのです。

わたしは、何度も「自分は母親に向いてない」と思ったし、「こんな母親でごめんね」って何度も泣きました。

でも、自分の気持ちをわかってもらえたり、自分のことを大切にしてもらえたときに、わたしってめちゃくちゃ頑張ってるなって認めることができました。

だって自分のことはほぼ後回しで、毎日子育てしてるんですよ。

正解がまったくないことを、試行錯誤しながら悩みながら一生懸命やっているんですよ。

めちゃくちゃ頑張ってるなって思います。

お母さんは、本当にめちゃくちゃ頑張ってるって思います。

子育てしていると、毎日笑顔でいたいけど、笑顔でいられないこともたくさんあります。

でも、たったひとりでもその気持ちをわかってくれる人がいるだけで、また笑うことができるようになるし、子育てを頑張ろうって思うことができます。

大切なのは、自分の本当の気持ちを吐き出せることなんじゃないかな、と思います。

ついうまくいかないことがあると、自分のことを責めたりダメ出ししてしまいますが、そんな自分に気づいたときは「ストップ!」と自分の思考にストップをかけて、自分で自分をやっつけないように気をつけています。

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